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四季彩花手帳

庭の花を中心に、季節ごとに色とりどりの花々を載せていきます。

ハナイカダ、ヤマボウシ

ハナイカダ ハナイカダ ハナイカダ

ハナイカダ(花筏)は、葉は互生し長さ6~12cm位の楕円形で縁に鋸歯(きょし)があります。葉の表面の主脈(葉の中央にある太い葉脈)の中心あたりに、直径2~3mmで4弁の大変小さい淡緑色の花を付けます。雌雄異株で、雄花は雄しべが4個、雌花は雌しべが1個で先端が4裂になっています。和名は花を載せた葉を筏に例えたようです。

ヤマボウシ ヤマボウシ

ヤマボウシ(山法師)は、葉は対生し長さ4~12cm位の楕円形、枝の先に小さな花が20~30個集まった頭状花序(とうじょうかじょ)を付け、その周りを囲むように長さ3~4cmの花弁のように見える物があります。初めは淡緑色で目立ちませんが次第に白色となります。

コケ

我が家の露地のコケ(苔)ですが、ふわっとした感触と色が綺麗です。普段何気なく見ていますが、興味深く見ると面白いもので、皆違う種類でした。

コケ コケ コケ コケ
ビロードのような感触です

コケ コケ

セキチク

セキチク セキチク

最初の花は他の草花の陰でひっそりと咲いていたので、少し陽が当たるようにしあげました。草丈は7~12cm程と低く、葉は線形、花弁は5枚、縁に歯牙があり、直径2,5~3,5cm位の濃い桃色の花です。

アマドコロ

アマドコロ

アマドコロは草丈30~60cm位、葉は互生し長楕円形、長さ5~15cm幅2~5cm、葉の裏が白くなっています。葉の脇から花柄を出し、その先に2cm程の筒状の花を付け、白色で先端が淡緑色になっています。

ヒトリシズカ、フタリシズカ

ヒトリシズカ

ヒトリシズカ(一人静)は庭木の根元に、直立して数本、毎年出てきます。

フタリシズカ

フタリシズカ(二人静)は草丈30~50cm位、対生する葉を2対つけ、輪生状に見えます。長さ8~13cm位の長楕円形で縁に鋸歯があります。茎の先端に2本の花穂がたち、2~3mmの極小さな白い粒状の花を点々と付けます。株によっては花穂が2本以上出る事もあります。

オオムラサキツツジ

オオムラサキ

オオムラサキツツジ(大紫躑躅)は公園や住宅地など何処にでもある、よく見かける花です。葉は長楕円形で、長さ6~9cm位、幅2~3cm位、両端が尖っていて小さな毛がありザラザラとした感触です。花は直径6~9cm程の赤紫色で、先端は5裂していて、花弁の一部分だけに紫色の斑点があります。幾つかの花を見ると上の方の花弁にあるようです。

セイヨウオダマキ

オダマキ オダマキ オダマキ

セイヨウオダマキ(西洋苧環)は高さ50~70cm位、葉は2回3出葉で根元から出ています。その根元から直立した茎が上部で枝分かれしてその先に花がつきます。花はピンクで直径3~4cm位、花弁の基に細長い筒状の距(きょ)があり下向きに咲いています。ヨーロッパ原産で、最近では改良が進み園芸種も多く、花色は赤、桃、青、紫、白と多彩で、八重咲きもあるそうです。

ナナカマド

ナナカマドの花

ひらひらと粉雪の如く舞い散る花びらに、ようやくナナカマド(七竃)の花に気がつきました。2階の窓から眺めた時はまだ蕾でしたが、なにしろ大きな木なので見上げないと解りません。新しい枝の先に複散房花序(ふくさんぼうかじょ)をつけ、直径6mm程の白色5弁の花です。ナナカマドの名は、この木が非常に堅く、7回竈に入れても燃え切らないという意味でついています。

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