ハナイカダ(花筏)は、葉は互生し長さ6~12cm位の楕円形で縁に鋸歯(きょし)があります。葉の表面の主脈(葉の中央にある太い葉脈)の中心あたりに、直径2~3mmで4弁の大変小さい淡緑色の花を付けます。雌雄異株で、雄花は雄しべが4個、雌花は雌しべが1個で先端が4裂になっています。和名は花を載せた葉を筏に例えたようです。
ヤマボウシ(山法師)は、葉は対生し長さ4~12cm位の楕円形、枝の先に小さな花が20~30個集まった頭状花序(とうじょうかじょ)を付け、その周りを囲むように長さ3~4cmの花弁のように見える物があります。初めは淡緑色で目立ちませんが次第に白色となります。