どちらも枝分かれした枝が垂れ下がり、枝先に黄色い花が咲きます。遠くからでもすぐに目に付く花です。キンシバイ（金糸梅）は径30～40mm位、光沢のある5弁の花です。ビョウヤナギ（未央柳）は、40～60mm位、くさび形をした5弁の花です。雄しべがとても綺麗です。
四季彩花手帳
庭の花を中心に、季節ごとに色とりどりの花々を載せていきます。
アスチルベ
2007 年 6 月 25 日
3色の花が揃いました。微細な花が穂状に咲き一つの塊のようになっているので遠くから見ても直ぐに解るとても綺麗な花です。茎の先に小花が泡のように沢山集まって咲くのでこの名が付いたアワモリショウマ（泡盛升麻）、アケボノショウマ（曙升麻）は仲間の花です。
ホタルブクロ
2007 年 6 月 24 日
ホタルブクロ（蛍袋）は、チョウチンバナなどの呼び名で親しまれています。茎の長さは30～50cm位、長さ40mm前後の筒状の花です。淡赤紫、淡桃、白といろいろな色があり変化に富んでいます。花が終わるとその脇に次の蕾があり長く楽しめます。
ハナショウブとアジサイ 堀切菖蒲園
2007 年 6 月 7 日
数多くの江戸ハナショウブ（花菖蒲）を鑑賞できるスポットです。約200種6000株の花菖蒲が有り、特に早朝や雨の日にしっとりと濡れた花菖蒲は情緒のあるものですね。堀切の花菖蒲は安藤広重や歌川豊国らの錦絵の題材になっています。どの花も見事に咲いていましたが、特に記憶に残った花を載せてみました。
3年目には株分けする様です
園内にはそれぞれの季節の花も植えられていて今はアジサイ（紫陽花）が咲いていました。
色の変化が楽しめます
デルフィニウム、カンパニュラ、スカビオサ
2007 年 6 月 5 日
青色の花を集めてみました。デルフィニウムは茎の先に20～30mm程の花を総状に付けます。別名、ヒエンソウ（飛燕草）ですがデルフィニウムの名が一般に親しまれています。カンパニュラは釣鐘状の可愛い花です。スカビオサは西洋マツムシソウです。花の後、花床が丸くふくれあがり、イガグリ坊主のようになり大変面白い。
シラン
2007 年 6 月 1 日
和名のシラン（紫蘭）は花の色から付いた名です。葉は長蛇円形で幅2～5cm位、長さ25～30cm程で茎の周りに互生しています。茎の先端に5～8個、赤紫色の大変綺麗な花を付けます。花色が白色の物をシロバナシラン（白花紫蘭）と呼んでいます。