夏山登山の楽しみの一つは高山植物との出会い、まだ雪の残る立山連峰のミニ縦走に(7月28日~29日)出掛けた。
室堂~雄山~大汝山
早朝の室堂平はガスがかかりまわりの立山連峰は雲の中、散策道のまわりには多くの花が咲いていた。
残雪の斜面を横切るように遊歩道を進むと雪解けの始まった場所が彼方此方に見えてくる。しだいに雲が切れ青空が垣間見えるようになってきたのでさいさきが良さそう。雪のない遊歩道では1~2m程のナナカマドが咲き始めていた。
- 残雪の遊歩道
- ベニバナイチゴは蕾の状態
- 咲き始めたナナカマド
- イワイチョウ
- ミヤマキンポウゲ
- ヨツバシオガマ
- 一ノ越手前、見過ごしてしまいそうなイワツメクサ
- 一ノ越からの登り、岩場に咲くミヤマダイコンソウ
大汝山~雷鳥平
稜線を歩くと彼方此方にイワギキョウ、タカネツメクサ、ハクサンイチゲなどがガレ場の中でかたまりになって咲いていた。登山の途中でしか見ることの出来ない花や光景は心身共に癒される。
- ハクサンイチゲ
- ミヤマキンバイ
- イワツメクサ
- タカネツメクサ
- 鮮やかなイワギキョウ
- イワギキョウ、タカネツメクサ、ミヤマキンバイ、花の競演
- タカネトウウチソウ
- タテヤマリンドウ
- タカネヤハズハハコ
- ハクサンボウフウ
雷鳥沢から室堂
室堂周辺では一面に広がるチングルマが可愛い花を咲かせていた。爽やかな風と高山植物、そして立山連峰の眺めを堪能した。
新潟 角田山
立山から新潟を経由しての帰宅なので、角田山に寄ってみた。角田山は雪解けと共に咲き始める雪割草があると聞く。標高が低いので蒸し暑くやはり春先のトレッキングが良いような気がする。