去年よりも少し早め(7/31~8/3)に出掛けました。例年よりも雪解けが遅く、あちこちに雪渓が残っています。遅い春と早い夏の訪れ、そのため沢山の花に出会うことが出来ました。
白馬大雪渓から白馬岳、翌日には栂池自然園に降りるコースです。白馬岳は岩場、ガレ場、雪渓が融けて出来た湿地などと、多種多様な高山植物の宝庫です。
猿倉から白馬尻・白馬大雪渓遊歩道
大雪渓に向かう遊歩道沿いにはサンカヨウやキヌガサソウなどが咲いています。タマガワホトトギスはまだこれからのようで、蕾が沢山ついていました。
葱平(ネブカッピラ)周辺からお花畑へ
大雪渓を登り登山道に入ると道の両脇には色とりどりの花がいっぱいです。
お花畑・白馬岳周辺
白馬岳は高山植物の宝庫です。毎年同じ場所で咲いている花を見つけるのも楽しみのひとつですが、今までであったことのない新しい花を見つけた時には嬉しさも倍増します。今回は特にクロユリが新しい発見でしたが、まだ蕾のものばかりでした。
白馬岳周辺から小蓮華山
尾根道のガレ場に咲くコマクサの群落や、岩場の陰で強風にじっと耐えるようにして咲く、丈の低いチシマギキョウの姿には感動しました。鮮やかな色にもビックリでした。
- あたり一面コマクサが咲いています。コマクサは黒部側に多いようだ
- ピンクの花がかわいい
- ウルップソウがまだ残っていました
- 岩の陰で張りつくように咲いています
- 黄色の花がよく目立つのでコガネギクとも呼ばれています
- 一番気に入っている風景です
- 岩の隙間に生えていますが花の色が鮮やかなのでとても目立ちます
- リンネソウはハイマツ林の下で見つけましたが常緑小低木、草みたいです
白馬大池周辺
今年はサクラソウに出会えるのを期待していましたが、やはりハクサンコザクラが咲いていました。
白馬大池周辺から白馬乗鞍岳・栂池自然園
今回のコースの終点は栂池自然園です。自然園には入りませんが、周りにもいろいろ咲いています。