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四季彩花手帳

庭の花を中心に、季節ごとに色とりどりの花々を載せていきます。

霧ヶ峰高原を歩く

7月21日はあいにくの天気で、途中からは雨もだいぶ強くなりましたが八島湿原を一周しました。車山肩を出発し、沢渡、鎌ヶ池、八島ヶ池、御射山を経由するコースです。

車山肩から沢渡へ

車山肩はニッコウキスゲの群生地です。斜面一面で、ニッコウキスゲの黄色い花が風に揺れています。車山肩周辺だけでも色々な草花が見られます。

ニッコウキスゲ ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ
ハナチダケサシ チダケサシ
ハナチダケサシとチダケサシ
シモツケソウ
シモツケソウ
フギレエゾフウロ
フギレエゾフウロは今回初めて出会った花です。
ハクサンフウロ
ハクサンフウロ
イブキトラノオ イブキトラノオ
イブキトラノオ
ヨツバヒヨドリ ヨツバヒヨドリ
ヨツバヒヨドリ
ノリウツギ ノリウツギ
ノリウツギ
オミナエシ ナンテンハギ
ヤマオダマキ ヤマオダマキ
ヤマオダマキ

鎌ヶ池、八島ヶ池周辺

八島ヶ池を中心とした湿原には、また多くの植物が生息しています。沢渡から鎌ヶ池にかけては、樹木も多くあまり湿原の雰囲気ではないのですが、八島ヶ池の周囲はまさしく湿原であり、木道も整備されて歩きやすくなっています。

コウリンカ
一輪だけ咲いていたコウリンカ
ヤナギラン キンバイソウ ノハナショウブ
ヤナギラン、キンバイソウ、ノハナショウブ
カラマツソウ ワレモコウ ミズチドリ
カラマツソウ、ワレモコウ、ミズチドリ
オオバギボウシ オオババギボウシ
オオババギボウシ
オカトラノオ キツネノボタン ヤブジラミ
オカトラノオ、キツネノボタン、ヤブジラミ
ウツボグサ ウツボグサ
ウツボグサ
カワラナデシコ アカバナシモツケ カワラマツバ ヤナギラン
ノアザミ ヒメジョオン
その他、ノアザミやヒメジョオンも咲いていました

北八ヶ岳 麦草峠、白駒池を歩く

北八ヶ岳自然休養林

7月20日に長野県・北八ヶ岳を訪ね、麦草峠から丸山、高見石、ニュウ、白駒池を経由して麦草峠へ戻るコースを歩きました。辺り一帯はシラビソやコメツガなどの針葉樹林で、林床は苔の絨毯でおおわれており、まるでビロードのような光沢をしています。また足下の登山道に目を転じると、オサバグサ、イワカガミ、ハクサンシャクナゲなどの高山植物が目を楽しませてくれます。白く透き通ったギンリョウソウ(銀竜草)は葉緑素を持たない腐生植物で、別名ユウレイタケとも呼ばれています。

ゴゼンタチバナ ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
ズダヤクシュ オサバグサ
足下は高山植物の宝庫
シロバナノヘビイチゴ クロウスゴ
ヘビイチゴと、ブルーベリーにも似ているクロウスゴ
コケモモ コケモモ
コケモモの果実は、一般的には食用にできます
ハクサンシャクナゲ ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ
イワカガミ マイヅルソウ コバイケイソウ
イワカガミ、マイヅルソウ、コバイケイソウ
ギンリョウソウ
幽霊のようにも見える、ギンリョウソウ

ムクゲ

ムクゲ
ムクゲ

夏が近づくと咲き始めるムクゲが、ムクムクと枝振りもよく大きく育っています。元気で沢山の大きな花を咲かせています。 枝切りせずそのままにしておくと10mぐらいの高さになるそうです。近所の家の庭にもとても大きなムクゲがありますが、上の方ばかりに花がついています。そういえば以前、下を通っても花がよく見えず、咲いているのに気づかずに通り過ぎてしまったこともありました。 本当によく育つそうで、種子の発芽も良いそうです。

ウツボグサ

ウツボグサ
ウツボグサ

ウツボグサが青紫の花を咲かせていました。まだ花は一つだけでしたが、いくつか咲きそうです。高さはあまり高くなく地面に近いところに咲いています。

山や道端、草地などで見られますが、高山植物として見られるのはタテヤマウツボグサの方が多いかもしれません。タテヤマウツボグサはウツボグサよりも少し大きいです。長野の八方尾根を歩いたときにタテヤマウツボグサを見たことがあります。

グロリオサ

グロリオサ
グロリオサ

グロリオサの花はウェーブがかったような、うねりのある形です。巻きひげがのびていますが、あまり高くなると近くに巻き付く場所がないので、少し不安定になっています。

去年の球根は、欲しいという方がいらっしゃったので譲ったのですが、その後元気に育ったのか気がかりです。育てるのは、なかなか難しいですからね。芽ぐらいは出ると思いますが…。

アストロメリア

アストロメリア
アストロメリア

道端でアストロメリアが花を咲かせていました。花持ちがよいので切り花にしても長く楽しめます。我が家では以前切り花にしましたが、1ヶ月ぐらい経ってもまだ綺麗です。

スカシユリ

スカシユリ
スカシユリ

スカシユリの花が咲きました。オレンジ色の花に斑点があり、高さは30cmくらいです。自生種はイワトユリとも呼ぶそうです。

ビヨウヤナギ

ビヨウヤナギ ビヨウヤナギ
ビヨウヤナギ

長いおしべが特徴のビヨウヤナギは中国原産の植物です。ヤナギではありませんが、楕円形の葉をつけ枝がやや垂れ下がっているためか、「ヤナギ」と呼ばれています。同じオトギリソウ科のキンシバイとともに、鮮烈でありながらもどこか高貴さを感じさせる黄色い花が印象的です。

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