ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)は地中海から中欧にかけての原産、花弁は4枚、オレンジ色の花が咲きます。コンクリートの路傍や植え込みなど、あちこちで見かけます。ケシと言ってもヒナゲシ同様、アヘンの原料となる成分(アルカロイド)は含んでいません。茎を切ると黄色い液が出てきます。開花の翌日には細長い果実(芥子坊主)が出来ています。園芸花として楽しむには花が終わり次第摘み取る(摘花)等の種子拡散を防ぐ注意が必要かも?
四季彩花手帳
庭の花を中心に、季節ごとに色とりどりの花々を載せていきます。
ナガミヒナゲシ
2010 年 5 月 5 日
フラワーフェスティバル 昭和記念公園
2007 年 5 月 16 日
様々な花が咲き誇り、見る人の目を楽しませてくれる場所、昭和記念公園の花達です。
カスミソウ(霞草)は花束の添え花として使われてるのをよく見かけます。とても小さな花ですが一面に咲くと、霞がかかりモヤモヤとして遠くが霞んでいる様子に似ています。
日本庭園の中にある花、ボタン(牡丹)は丁度見頃、その根元にあった高さ20~30cm程のヤマブキソウ(山吹草)はヤマブキに似ている事により、黄色で径30~40mm程の4弁花です。シャクナゲ(石楠花)はとても豪華な花ですが、周りの緑に囲まれ良くマッチしています。
フジ(藤)は長さ12~20mm程の紫色で蝶形をした花で、垂れ下がるように基部の方から咲き始めます。隣の棚には八重の藤がありました。
一足早い春の花 南房総
2007 年 2 月 3 日
今年は例年よりも早く満開になり始めた南房総へ出掛けました。太海フラワーセンターやお花畑の花たちです。一足早い春の花を眺め、花摘みを楽しむのも良いものです。
清楚と艶やか、対照的なバラです。ブーゲンビリアは花びらのように見えるのは萼で3個の萼が集まって一つの花のように見えます。それぞれの萼の葉脈に非常に小さな花が付いています。
キンギョソウは金魚に似た形の花が穂状に付いています。スターチスは濃紫色や赤紫色に見えているのは萼でその萼の間から白色の小さな花が見えます。濃紫色や赤紫色と白色とのコントラストが綺麗です。ドライフラワーのスターチスをよく見かけます。
一面に咲いた花は絨毯のようです。まさに春を感じますね!